
FXを始めたばかりの方がこれを見てしまったら、
ものすごいトレードは簡単そうに見えてしまいますよね。
ですがこのように簡単に見せるのは、
単純に顧客数が欲しいからやっているだけで、
顧客に勝たせようと思って作っているわけではありません。
日本のFX口座数は300万口座をすでに超えていて、年々さらに増え続けています。
これを見て、「FX初めてみようかな・・・」と思って始めた人はいきなり、
相場の洗礼を浴びることになるでしょう。
私に相談をしてくる方の8割ぐらいは、トレードを始めてから半年以内の初心者の方です。
これは経験から言えるのですが、これぐらいの時期が一番大損をしやすい時期だと思います。
私もそうでしたが、参入してきたばかりのトレーダーは「自分だけは大丈夫」と思ってしまいます。
これは何も私がマヌケなのだからではなく、人間が生まれ持っている性質で、「正常性バイアス」というものがあるそうです。
「正常性バイアス」とは危険すぎることが起きても、慌てたりして対応能力が鈍らないように、勝手に心理的な圧力がかかることです。
この人間の生まれ持った性質があるせいで、本質を理解しようとせずに楽なもの・簡単なものでも、「自分だけは大丈夫」と思ってしまうのですね。
トレードは人間の本能に逆らわなければなりませんから、本質的に難しいものなのです。
楽して勝とうとか、他人に依存して勝とうと思っていては、いつまで経っても勝てるようにはなりません。
以前私にメールを送ってきた方で、上位時間時を見るのが面倒で見ていないという方がいました。
厳しいことを言うようですが、それぐらいのことをするのが面倒でできないのであれば、トレードなどやらない方が良いです。
そこまで手を抜いて、勝てるほど相場は甘いものではないからです。
もし心のどこかで、相場を舐めていると少しでも感じるのであれば、日本版ゾーンと私がかってに思っている、[オーディオブックCD] 相場で負けたときに読む本~実践編~ (<CD>)
をお奨めします。
ゾーン等とは違い、日本人がトレードのメンタルについて語っている珍しい物です。
必読とは言えませんが、内容的は良い物ですので、気になる方はチェックしてみて下さい。