EU離脱後のポイントをおさらい。どのタイミングで気をつければ良いのか?

どうも、塚田です。

いよいよ、1月31日に英国がEUから離脱となります。ついに来たかという感じですね。

離脱のタイミングは、日本時間で2月1日の午前8時です。

1月30日に、英中銀金融政策委員会(MPC)が、市場の予想通り金利の据え置きを決定し、市場の一部では利下げを予想する意識があったほか、据え置きでも利下げを主張するメンバーが前回から増えるとの見方があったことによりポンド買いとなりました。

米ドルも同時に売られたことで、ポンドドルが急騰しましたね。

EU離脱のこれからのポイント

いよいよEUからの離脱ということで、これからの「EU離脱後のポイント」を簡単におさらいしておきたいと思います。

過去を振り返ることよりも、これからどんな備えが必要なのかに焦点を当ててみていきます。

 

まず、英国がEUの加盟国で無くなったからといっても、すぐに大きく変わるわけではありません。

1月31日から2020年末までの間は「移行期間」となり、徐々に移行していくことになるからです。

この「移行期間中」は、英国はEUが結んでいる経済連携協定(EPA)などの恩恵も変わらずに受けられますし、「関税ゼロや」「人の移動の自由」などのこれまでのEUとの関係も維持されます。

つまり、移行期間中は、EUに加盟していたときとほとんど同じように扱われる為、最初は目立った動きが起きない可能性が高いです。

この移行期間中に、英国とEUは離脱後の関係を交渉し、合意を目指すことになります。

なので、初めの動きが限定的でも、離脱の延長期間が迫るにつれて、為替相場への影響も大きなものになっていくでしょう。

そうなると当然ポンドおよびユーロ相場には、影響大です。

 

ただ、今から移行期間に入り、移行期間中は条件が維持されるとはいえ、1月31日に離脱する時点で変わる部分もあります。

まず、英国はEUの政策に関与ができなくなります、それに伴って、欧州議会やEU会議にも参加できなくなります。

そして、もう1つ大きなポイントは、EU離脱に伴う清算金の支払い義務が発生します。(金額は390億ポンド(約5.5兆円)相当)

これからの交渉の流れ

では、これからの英国とEUの交渉の流れを簡単に把握しましょう。

まず、離脱した翌日の2月1日から自由貿易協定(FTA)の交渉が始まります。

そして、交渉を進めながら、2020年の6月末に「英国が移行期間を2022年まで延長するかどうか」判断することになります。ここが次の大きな分岐ですね。

2020年末の分岐シナリオ

①移行期間が延長されないが、20年末に通商交渉が決着→「円滑な離脱」
②移行期間が延長されないで、20年末に通商交渉が決裂→「合意なき離脱」
③移行期間が2022年に延長され、その後通商交渉が決着→「円滑な離脱」

まだ今後の取り決めが決まっていないので、離脱後、本格的に交渉がスタートし、2020年末までの移行期間中の合意を目指します。

ジョンソン首相は、「移行期間を延長することは無い」と主張していますが、通商交渉は数年かかるとされ、11ヶ月で終わらせるのは実際のところ難しいとの見方が強いです。

また、移行期間は2022年末まで伸ばすことができますが、首相が2020年にこだわって移行期間を延長せず、協議が難航した場合には、「合意なき離脱と同じ状態」になる可能性があります。

現時点ですでに英国とEUの見解とスタンスは割れているので、交渉が難航する可能性は高いでしょう。そうなると、ユーロとポンド相場は必然的に荒れることになりますね。

為替相場への影響も気になりますが、EU始まって以来の歴史的な節目なんだなと感じています。

相場の方向性を当てる予測をするのではなく、今何が起きているのかを把握して、トレードの優位性を高められるようにしていきたいですね。

マーケット動向

さて、そんな状況でもある中の、直近のマーケット動向です。

最近のマーケットは、コロナウイルスが話題になり、地政学リスクの上昇で円やフランなどの安全資産が買われているという状況がしばらく続いていました。円が買われたので、クロス円は全面安に。

ただ、実際のところは、「リスクオフで円が買われている」というよりも、「円が上がっているから買っている」というだけなのだと思います。

今さら「円が安全だから買おう」という意識は無く、ただ儲かるから安全通貨を買っているだけですね。円全然安全じゃ無いですし。

 

コロナウイルスはWHOが緊急事態宣言を出したことで、市場のリスクオフムードがやや後退しています。

流れているヘッドラインはコロナウイルスがかなりの割合を占めていますが、私は米国の動向の方を、より注視して見ています。

 

私のスイングトレードポジションは、1月17日からのドル円ショートは23日にはクローズし、ユーロドルのショートに持ち替えました。

そしてその後ユーロドルのショートポジションは、FOMCでクローズしています。

現在は、ドル売りのスタンスで考え、USD/CADのショートポジションを逆張り気味でトレード。

一旦含み益になり、現在は担がれて含み損で推移しています。今週のトレードはこれで終わりですが、このままポジションを維持して持ち越したいと思います。

では、今週もお疲れ様でした。来週も頑張りましょう!

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