こんにちは、塚田です。
先週のFOMCは市場予想通りの25bpの利下げが行われ、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標が1.75-2.00%に引き下げられました。
発表後は、一瞬ドル買いが入りましたが、織り込み済みの結果だったので市場へのインパクトは限定的でした。
重要なイベントが終了してからは、市場には一時お休みムードが漂い、動きが悪い展開に。
その後のマーケットのテーマは米中関係に集中しているようです。
中国代表団がモンタナ州の米農家視察を中止したと報じられ、ドル円が下落する展開もありましたね。
個人的にも、ド天井でドル円のショートが決まりました。

そろそろ最終的なターゲットなので、トレールしながら様子をみたいと思っています。
他には、週をまたいで持っているのは金のロング。こちらは目標まで行ったので一旦クローズします。

場帳の重要性
さて、今日書こうと思ったのは、「場帳」についてです。
あなたは「場帳」をつけていますか?
場帳というのは、トレード記録とは違い、ザラ場で起こったできごとや、相場状況を記録しておくものです。
ポジション数量や、発注価格、決済価格を記録する、トレード記録は「玉帳」とも言ったりしますね。
トレード記録をつけている人は多くても、意外と「場帳」をつけている人は少ないんじゃないかなと思います。
場帳には、現在の相場状況をリアルタイムで記録します。
私はアナログ的なやり方で、紙に書くようにしています。理由は書いた方が頭を使うからです。
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B00M18RHQO” title=”マルマン ルーズリーフ B5 7mm 横罫 100枚 L1200H 5冊セット”] [wpap service=”with” type=”detail” id=”B0012O9QTE” title=”コクヨ バインダーノート カラーパレット B5 26穴 最大100枚 黒 ル-311-1Z”]これ自体は見返して復習したりすることもなく、ただ書いているだけです。
ですので、記録というよりも日記に近いです。
しかし場帳の存在はトレードにおいて非常に重要だと考えています。
これが無かったらトレードをするのが不安で仕方がありません。
地味ですが、場帳をつけることで、自分の考えていることが可視化され、思い込みや、のめり込むことが少なくなるからです。
思いつきのトレードをして後悔することはありませんか?
ポジションを持ってから、自分に有利な情報を集めたりしていませんか?
本当に根拠のあるトレードでしたか?
場帳をつけることは、客観的な判断をするための手助けとなるので、是非やってみてください。
真面目に何年もやっていれば、勝てる確率は格段に上がると思いますよ。
インジケーターについて
話は変わって、「インジケーターは何を使っていますか?」という質問をよくもらいます。
一部特殊なインジケーターは情報を把握するために見てはいます。強弱とかIVから算出するデイレンジの描画とか。
しかし正直なところ、インジケーターは何も使わなくても問題なくトレードはできます。
私が、分析のメインで使っているチャートはこんな感じで、ラインを引くぐらいで、MAすら表示していません。

インジケーターに頼れば、自分の頭で考えなくなるので、極力使いたくないという考えもあり、できるだけ使わないようにしています。
出来高や板、オプションの建玉とか、そういった実態のあるデータは利用価値は高いと思います。
しかしインジケーターで表示できるものは、所詮は遅行指標で、価格から派生したデータですから、なくてもなんとかなるのです。
逆に「それが無かったらトレードができない」というのも大きな問題だと思います。
勝ち続ける為に何が大切か?価値のある情報に目を向けているのか?
今一度考えてみることをオススメします。