
トレードで一番大切なのは、
「価格の動き」という話しは常々していますが、
最近、「そもそも、重要な高値や安値がどこだか分からない」
という意見を聞きました。
という意見を聞きました。
おそらく重要な高値や安値がどこだか分からない場合は、
チャートを見る量が圧倒的に足りていないのかと思います。
以前の記事で10000時間の法則について話をしましたが、
インプットする量が少ない状態では、見えるものが違ってきます。
頭では分かっているというレベルと、
自分の中で技術として扱えるレベルでは大きな差があるからです。
また初心者の方で特に多いのが、
チャートに表示するインジケーターが多すぎて、
一番大切な価格の動きにフォーカスできていない場合が多いです。
もし今、何が何だかわからなくなってしまっている場合は、
一度チャートをまっさらなチャートにしてみたらどうでしょうか?
これは冗談で言っているわけではなくて、
至って真面目に言っています。
チャートから得られる情報は多ければ良いという訳ではありませんし、
インジケーターが無くても普通にトレードはできるからです。
いろいろな教材や本で得た無駄な知識がありすぎて、
かえってそれが障害となっている場合が多々あります。
知識をある程度入れた後は、
今まで学んだ中で知識を吟味して、
いらない知識を捨てていった方が良いです。
例えばボリンジャーバンドのタッチで反転とか、
ダイバージェンスで反転とかそういったどうでもいい知識は
徹底的に排除していくべきです。
とはいえ、私は、
「何も勉強しなくても良い」と言っているわけではないですからね?
ありとあらゆる知識を学んでこそ、
本当に大切な物がわかるからです。
よく書店で、
「FX初心者入門!」という感じの本が販売されていると思いますが、
実はこういう書籍に書いてあるようなことが一番大切だったりします。
まずはあらゆる知識を詰め込み、
その後で、本当に何が大切か考えてみてください。
2、3年ぐらいトレードをされていてまだ結果が出ない方は、
今のまま続けてもあまり結果は変わらないと思います。
正しい知識を頭に入れ続けることももちろん重要ですが、
・その知識は本当に使えるのか?
・その知識をどのように活用するか?
・本当に大切な知識は何か?
と自分で考える力を身につけることはそれ以上に大切です。
情報を鵜呑みにしないで、
どこかでパラダイムシフトを起こしてみてください。
では、今回はこの辺で。