トレードをしていく上で、具体的にどのようなルールを決めていくかということですが。
1・取引時間
2・取引通貨ペア
3・エントリーのルール
4・ロスカットのルール
5・利食いのルール
6・エントリー見送りのルール
7・資金管理のルール
大体このようになると思います。
これらのルールは取引を始める前に迷わないように、あらかじめ決定しておかなければなりません。
私はシステムトレーダーではありませんので、可能な範囲でのルール決めです。
・取引時間
実際に取引することができる時間を、取引時間として決定すると良いと思います。
指標発表時の対応なども事前に考えておきましょう。
どの時間軸を中心にトレードを行っていくかも合わせて考えておきます。
・取引通貨ペア
取引を行う通貨ペアを決めておきましょう。
大体の場合は、流動性の高いメジャー通貨ペアになると思います。
・エントリーのルール・ロスカットのルール
ここでエントリーしてこうなった場合はこうする、ということを決めていきます。
もちろんトータルでプラスになるような優位性の高いトレードポイントでなければなりません。
裁量判断も関わってくるので、明確には決められないかもしれませんが、できる範囲の大まかなルールは作っておきます。
・エントリー見送りのルール
普段のエントリーの特例で、エントリーにふさわしくないポイント、エントリーしてはいけないポイントなどを、事前に考えておくと良いでしょう。
・資金管理のルール
資金量、そしてリスク許容量によって、適切なポジションサイズは変わってきますので、一概にこれがいいというものはありません。
私の場合は1%ルールによる資金管理です。
自身の資金量、リスク許容量にあった、適切なロットサイズで取引されると良いでしょう。
また、損をする為にトレードをしている訳ではありませんが、どの程度資金が減少したら、トレードを停止するかもあらかじめ決めておくと良いと思います。
システムトレードではありませんので、全てのルールを厳密に決定できるわけではありませんが、できる限り迷いを減らすようにルールを前もって決めておきます。
これらがすべて決まったら、後はひたすら検証していきます。
アメリカの有名なFXトレーダーで、自称検証マニアの、ロブブッカー氏がいますが、彼は最低でも1000トレードは必要といっていますね。
自分のトレードというものが出来上がったら、ひたすら検証をすることで、トレード中の精神状態なども疑似体験することができますし、トレードの基礎体力も身に付きます。
相場に近道なしですね。
しっかり検証して自信をつけましょう。