相場の基本的な構造について
マーケットというのは基本的に波形を描きながら、上昇、下降を続けていきます。
100PIPS上げるにしてもその中で30PIPSの調整があったり、70PIPS下げるトレンドのなかで20PIPSの調整があったりと様々です。
「なにをあたり前のことを・・・」と思うかもしれませんが、この「トレンド中には調整がある」とういうことを本当に理解していないことによってトレードに悪影響がでてきます。
例えばこのようなチャートの場合はエントリーからリミット到達までなんの迷いも生じませんよね。
次はこちらを見てください。(手書きなんで汚いです)
こちらのような価格の動きだった場合リミットまで迷うことなくポジションをホールドできますか?
リミットに到達しそうな赤い矢印の部分から下落しはじめて、建値まで下がった場合決済したくなってしまったり、次にリミットまで近づいたときに早く利食いたくなったりしてませんか?
もちろんエントリーする前に「20PIPS利益が乗ったらストップをブレークイーブンまで上げる」などとあらかじめルールで決めていれば問題ありません。
ですがトレード中のルール変更は絶対やってはいけません。
このように大体エントリーしてからの相場の動きというのは一本調子で上げていくことは少ないので楽をさせてくれません。
大半のトレードはトレード中にストレスがかかるわけです。
だからトレードは難しいのですね。