どうも、塚田です。
相場の格言にオシメ(押し目)がとれたら一人前
という言葉がありますね。
どんなトレンドも一方的に上げ続けたり、
下げ続けたりすることはなく波動を描き、
リトレースメント(一時的な調整)をしながら上げたり下げたりしていきます。
ブレイクの初動の勢いなどを見て勢いに乗ってエントリーしていくより、
押し目を待ったほうがダマシが少なく安定感があります。
それぐらい、押し目というのは売買の鉄板ポイントなわけなんですが
「押し目待ちに押し目なし」という言葉もある通り、
実際トレードをしているとどこで押し目買いをすればいいのは難しい問題です。
一言に押し目買い、戻り売りといっても、
トレンドごとに深さが違うのでこれが一番いいというものは断定できません。
完璧な押し目買いは芸術の領域になってきますが、
押し目や戻りの起点となりやすいポイントを紹介したいと思います。
・フィボナッチレベル・サイコロジカルなど
主要なフィボナッチレベル 38.2% 50% 61.8%
ローソク足の半値戻し
一目均衡表の先行スパン
0ライン(サイコロジカルポイント)
Pivotポイント
・急激なトレンド発生後の浅いリトレース
10EMA・13SMA・ボリンジャーバンドの-1σなど。
急激なトレンドが発生すると、
MA21あたりまで戻すことなくこのあたりのポイントまで戻し
そこから再度トレンド方向に動き出すことが多いです。
・トレンド発生中の中くらいの深さのリトレース
21EMA・25SMAなど。
ちょうどボリンジャーバンドのミドルバンドのあたりで、
ここも押し目のポイントとしては注目している人が多いゾーンになります。
・トレンド発生中の少し深めのリトレース
55SMA・62EMA・75SMAなど。
・トレンド発生中の深いリトレース
200SMA・233SMA
このあたりのポイントは
押し目買い・戻り売りの起点になることが多いです。
これらのポイントが複数重なるポイントは
それだけテクニカル的に支持されやすくなりますので、
複数の根拠が重なるポイントを狙っていくと精度の高いトレードが可能になります。