FXで勝てない7つの理由と、勝てるようになったきっかけ3選

こんにちは、塚田です。

「なぜFXで勝てないのか?」「どうすればFXで勝てるようになるのか?」という悩みをお持ちではないでしょうか?

何をやっても結果が出せないと、腹がたったり、嫌になって投げ出したくなりますよね。その気持ち痛いほど分かります。

この記事では、私が相場に10年以上関わる中で気づいた「FXで勝つ為に必要な方法」と「勝てない理由」を分かりやすく解説していきます。

FXで勝てるようになったきっかけ3選

初めに、最も気になる部分であろう「FXで勝てるようになったきっかけ」からお話します。

何をやっても勝てなかった初心者時代を乗り越え、利益を出せるようになった3つのきっかけです。

①メンタルだけでなく、優位性のある手法を身に着けたから

私が、勝てるようになったきっかけとして一番初めに挙げられるのが「優位性(ゆういせい)のある手法を身に着けたから」というキッカケがあります。

あなたは、ブログやネットの情報で、「FXはメンタルが大事だ」「FXは資金管理が一番大切だ」そんな話を、何度も耳にしたことがあるのではないでしょうか?

「メンタルを極めれば勝てる」というような話です。

もちろん、勝ち続ける為に、資金管理やメンタルが重要ではありますが、それも「利益を出せる売買方法を知っている」ことが前提にあっての話です。

いくら、資金管理が徹底されていようが、メンタルが強かろうが、利益の出ない売買方法で取引を続けて利益を出すことはできないからです。

分かりやすく言えば、勝率0%の売買手法で、完璧にルールを守っても、どれだけ冷静沈着に売買をしても利益は出せないということですね。

 

FXで「資金管理やメンタルが大切」という部分は当たり前であるがゆえに、逆に注目されすぎてしまっているようにも感じます。

まず、利益の出せる手法の基礎を学び、その上で、正しい資金管理の知識や、メンタルの知識を身に着けていくべき必要があると考えています。

正しい売買手法というのは、資金管理の規律や、メンタルを支えるからです。勝てないものは、どう頑張っても勝てないのです。

そういう意味では、投資苑の著者である、アレキサンダー・エルダー博士が言うように、「手法」「資金管理」「メンタル」は三位一体と言えます。

 

基礎となる手法が勝てるものでなければ、いくらルールを守っても利益が出ないことに気づき、いずれメンタルが崩壊していくでしょう。

そして、メンタルが崩壊することで、資金管理のルールを破り、最終的に口座資金を失ってしまう悪循環に繋がります。

私が初心者時代に口座資金を何度も失ったのも、基礎となる売買ルールを持たずに取引をし、最終的にメンタルが崩壊したからです。

②絶対に無謀なロットサイズ(枚数)で取引しなくなったから

そして、次の勝てるようになったきっかけの2つ目は「無謀なロットサイズ(枚数)」で取引しなくなったからです。

これは、1つ目のきっかけでお話した「手法」とは別の「資金管理」の部分になります。

例えば、勝率90%の売買手法で取引をしているとしても、10回中1回のトレードで「全ての勝ち分を吐き出してしまう例」が少なくありません。

これはいわゆる、「損大利少(そんだいりしょう)」「コツコツドカン」と言われる、利益額よりも損失額の比率が高いトレードになりますが、ポジションサイズ(取引枚数)をコントロールできない限り、必ず破産する運命が待っています。

有名な例で言えば、ニコニコFX6億トレーダーGFF(ぐふふ)氏は、一時6億円になった資産を最終的に30万円まで減らし、引退しています。

ネットや、書籍などで勝っているように見えるトレーダーの中にも、実際はかなり危ない売買で一時的に利益を挙げている人が見られます。

資金管理の方法として、負けたら掛け金を増やしていくマーチンゲール法やモンテカルロ法などのテクニックもありますが、FXにおける資金管理には適しません。

正しい資金管理のできないトレーダーは一時的に数億円稼げたところで、引退して勝ち逃げしない限り最終的に破産する運命が待っているのです。

安定して利益を挙げているトレーダーは、「いくら勝った」ということを自慢せず、淡々と静かに利益をあげているものです。

 

私も初めこそ、大きな資金を失いましたが、その後は口座資金が空になることはありません。

それは、自分の身の丈にあった取引枚数を超えて売買することがないからです。

ネット上で見られる「いくら儲けた」という情報は、華やかしく見えるかもしれません。

しかし、華やかしく見える情報も、一時的な含み益を公開しているだけの情報も多いことは覚えておくべきでしょう。

「○○円儲けた」という情報に意味がないのは、その裏の損をした部分が全て隠されているからです。

長くFXで利益を得て、資産を築きたいのであれば、自分の身の丈にあったポジションコントロール(取引枚数調整)が必須になります。

安定して勝てるようになったのは、資金管理の規律を身に着けたからです。

FXのトレード手法は、「利益を出す方法」であり、資金管理の手法は「生き残り続ける方法」と言えるでしょう。

③何が原因で勝てないのか理解したから

そして最後の勝てるようになったきっかけは「何が原因で勝てないのか理解した」からです。

FXで失敗してしまう原因や、勝てない原因は数多く存在します。

それらの原因については、これから詳しくご説明しますが、FXは一つでも勝てない原因にハマってしまうことで、利益を出せない厳しい世界なのです。

その「FXの落とし穴」というべき、勝てない原因を知らない限り、勝てる方法も知ることができません。

 

多くのトレーダーは「勝てる方法」ばかり探しています。

しかし、「多くのトレーダーが、なぜ利益を出せないのか?」という答えの一つは、「勝てない原因を知らない」ことにより「勝つための方法」も知らないからです。

ですから、多くの人はFXで利益を出すことができないのです。

私が勝てるようになったきっかけは、それまで数多くの失敗を繰り返し、何度も頭を鈍器で殴られるような経験を嫌というほど経験したからです。

FXのことで寝られない日々もありましたし、研究に没頭してFXしかやっていない日々が何年もありました。

勝てるようになる為に「勝てる方法を探そう」と多くの人は考えますが、実際は「なぜ勝てないのか?」という部分を追求していくことで、最終的に勝てる方法にたどり着くのです。

私がFXで勝てるようになったのは、その部分に気がついたからです。

なぜFXで勝てないのか?殆どの人が知らない理由

「なぜFXのトレードで勝てないのか?」という根本的な原因は、FXのトレードが限られたお金を奪い合うマネーゲームであり、「世間の人が思っている以上に難しいもの」だからです。

そして、もっと平たく言えば「プロにカモられている」からです。

一人でトレードをしていると、なんとなく、パソコンやスマートフォンの前で「買ったり、売ったりしているだけ」と考えてしまいがちではありませんか?

しかし、このようなイメージが、FXというゲームを誤解させる原因にもなっています。

トレーダーという仕事は「ポチポチしている楽な仕事」という世間的なイメージがあるかもしれませんね。

ですが、実際はそうではありません。

画面の裏側には、多くの参加者がいて、「その参加者とお金を奪い合っている」というのがトレードの真実です。

FXの市場は相対取引(あいたいとりひき)と呼ばれる相互での取引ですから、買う場合には、反対に売りたい人が存在しなければなりません。

その売り買いを行っているのがFX市場の参加者であり、そして参加者の中には、利益を出しているトレードが上手いプロもいれば、トレードが下手で損をしている人もいるのです。

「トレードが上手いプロ」というのは、投資銀行のディーラーや、ヘッジファンドのディーラーなどの巨額の資金を動かすプレイヤーや、一部の百戦錬磨の個人投資家になります。

相手がいる取引で、参加者のお金を互いに奪い合っている訳ですから、言い換えれば、弱者とプロトレーダーとお金の奪い合いをしている訳です。

 

もし、あなたが、トレードで損をしているということは、その裏で誰かが儲けているということなのです。

FXをしていれば、「自分が損切りした直後に反転していく」「エントリーした直後に逆行する」そんな悲しい経験をしたことは誰でもあるのではないでしょうか?

これも言い換えれば、「自分が損切りをしている裏では、他の誰かが利食いをしている(利益をあげている)」ということなのです。

株の世界では、株価が上がっていけば、株を持っている人は全員利益になり損をすることはありません。

(株を発行している企業は当然損をしません。投資家が空売りしている場合はマイナスになりますが、買い持ちで市場価格が上昇していく場合、市場全体のお金の総量は増えいきます。これは「プラスサム」と呼ばれます。)

しかし、FXは、相対取引であり、買いたい人と、売りたい人の間で取引が行われているからです。

その為「勝組の裏には、必ず負け組がいる」仕組みなっています。

ですので、「なぜFXで勝てないのか?」というと、「プロにカモにされているから」ということになります。

FXで勝つために必要な優位性(ゆういせい)とは?

そうなのです、勝てない理由は一つだけです。

トレードが下手で「プロにカモられている」だけなのですね。なんとも悔しい話です。

勝てない原因を理解したら、次は「優位性(ゆういせい)」を探すことが、FXで勝つためには必要になります。

優位性とは「トレードが上手くいく根拠」ということでもありますが、根拠(理由)のない売買では利益は出せません。

 

FX市場の仕組みを考えて見れば分かりますが、「楽なもの」や「簡単なもの」で簡単に利益を上げられるほど、トレードは甘いものでは無いからです。

その理由は先程説明したとおり、取引の相手が実力の高いプロだからですね。

 

そして、もう一つ重要になるのが、「ランダムウォークに対する答えを持つ」ことです。ここから少し難しい話になりますので、良く聞いてください。

相場用語で「ランダムウォーク」という言葉がありますが、相場の値動きは極めてランダムに近く、ランダムで無いポイントは限られています。

一般的なイメージだと、「FXの市場には規則性があって、規則性さえ見つければ勝てる」と考えてしまいがちです。

これは、理系で頭が良い人でも陥ってしまう「典型的なFXの落とし穴」と言えるでしょう。

しかし、実際のFX相場は「皆が思っている以上にランダム」であるのです。

これを理論としてまとめたものがランダムウォーク理論で、その中に登場する仮設が「効率的市場仮説」と呼ばれています。

もし、FX市場が完全なランダムであるならば、何をやっても利益が出ないことになってしまいますが、もちろん完全にランダムではありません。

基本的にランダムで動くことが多いFXの相場の中で、ランダムに動かない相場も存在するからです。

このランダムでなくなっている市場の状態を「市場の歪み」と言ったり、「非効率な市場」と言ったります。

 

つまり、「ランダム(効率的)で無い、非効率なポイントを探す」ことが、トレードの優位性となります

「少し難しい」と感じるかもしれませんが、ここで説明した内容は、FXで勝ちたいのであれば絶対に避けて通れない道なので、繰り返しお読みになり、理解することをおすすめします。

そもそもここで言っていることの意味が分からないようでは、FXでは勝てません。

 

市場が歪んでいる期間は思っているほど多くは無いため、毎日24時間ずっとチャンスがあることはありません。

常にチャンスがあると思っているトレーダーは、ランダムな相場で取引を行い続けて消耗し、資金を吐き出してしまいます。

FXで勝てないのは、取引手法や、資金管理、メンタル以前の問題である可能性もあるのです。

結論を言えば、「FXで勝ちたいのであれば、ランダムでない状況にだけ絞って取引をしましょう」ということです。

 

FXで利益をあげようと考えている参加者はすべて、市場の歪みを狙っているわけですから、必然的に厳しい戦いになっています。

ですから、簡単に儲かる方法はありませんし、FXは難しいのです。

 

しかしその反面、世の中には「必勝法」「相場のセオリー」といった小手先のテクニックが溢れています。

インターネット上の情報や、Youtubeなどで見かける「○○式最強スキャルピング法」「フィボナッチを使った必勝法」などの単純な売買手法では攻略することはできません。

時間の無駄なので、なんとなくネットサーフィンをするのはやめましょう。

また、売り買いのサインを自動で出すツールであったり、チャート上にパターンを描画するツールを使っても上手くいくことはありません。

トレードの世界は、イメージよりも複雑で、しっかりとした知識が無ければ絶対に勝てないようになっているからです。

その理由はこれまで説明したとおりで、私が10年以上トレードをしている中でも、強く感じている部分です。

 

ですが、世の中には「自動売買ソフト」や「売り買いのサインが出るツール」「シグナル配信」などの、簡単に儲かるように見える情報が溢れています。

確かに、簡単に儲かりそうなものが魅力的なのは分かります。

しかし、プロとお金の奪い合いをするのがトレードですから、「簡単に儲かる手法」で利益を上げられるはずはありません。

簡単に儲かる方法など幻想に過ぎないのです。勝ちたいのであれば、プロと同じ考えを持つ必要があります。

 

とは言うものの、恥ずかしながら、私も「簡単に儲かる手法」に飛びつき、損をしてきた経験が何度もあります。

自動売買ソフトで何十万円も失ったこともありますし、シグナル配信で150万円ぐらい損したこともあります。

また、サインが出るインジケーターを信じて売買して、数十万円損失を出したこともあります。

それから、チャートをジッと眺めて、新しいインジケーターを試しては検証する、そんな意味の無いことを繰り返していたこともありました。

当時は「どうしても勝ちたい!」という思いが強すぎたのでしょう。悩んでいるときほど、楽で簡単な物に頼りたくなってしまうので、どうか気をつけるようにしてください。

ここまでをまとめると、「プロと戦える優位性のある手法が必要である」ということになります。

優位性(ゆういせい)はどこで発生する?

では、FXの市場で、ランダムで無い「市場の歪み」とはどこで発生するのでしょうか?

市場の歪みを探すキーワードは、「市場参加者の心理」にあります。

先程ご説明したように、FX市場の価格変動は、「参加者の合意(この値段で売り買いしたいという意欲)」によって作られているので、市場に参加している「弱者側の心理状況に極端な偏り」ができたときに市場が歪みます。

常にカモられているのは、トレードが下手な弱者側です。これは100年前から変わらない相場の原則です。

分かりやすい例で言えば、上昇トレンドが長く続いている局面が分かりやすいでしょう。

トレードが下手な人の傾向として多いのは、逆張り思考のトレーダーで、「これだけ上がったんだから、そろそろ下がるだろう」と考え、トレンドに逆らってトレードを仕掛ける逆張りトレーダーです。

例えば上昇トレンドの押し目(一時的な下げ)で、下手なトレーダーは売ってしまいます。

そして、価格が下がらないことで、売っていたトレーダーは慌てて買い戻しをすることになり、価格が一気に上昇していきます。

これが、弱者の損切りであり、「いくらでもいいから買い戻したい」という焦った気持ちによって、相場が動きます。

 

そして、長い上昇トレンドが続き、売っていた弱者がボロボロにやられて追い出される頃、大口トレーダーが買いポジションを手仕舞いをします。

そのタイミングで相場が天井を迎えることになるのです。

このように、市場の価格変動は、トレードが下手な弱者サイドの損切りによって、作られていることを覚えておきましょう。

逆に大口トレーダーであるプロは、弱者のポジションを揺さぶることで収益をあげています。

 

ですから、市場心理をチャートの動きから読み解くことは一つの優位性となります。

チャートの価格の動き(プライスアクション)には、市場参加者の心理が反映されていますから、チャートから市場参加者の心理を読み解くことができるのです。

プライスアクションから読み解く、市場心理も優位性の一つでしかありませんが、プロがひしめくFX市場で戦う為の大きなヒントとなるでしょう。

検証してもFXで勝てないのはなぜ?

FXで検証作業をいくらしても勝てないのはなぜでしょうか?

ここまでの話で、「大事なのは優位性だな」「プライスアクションの優位性を見つけよう」ということになります。

そこで、多くの人が考えるのが「よし、デモトレードだ!」「検証作業を一生懸命頑張るぞ!」と、このように考えますよね。

「過去チャートを使って勝てる方法を探そう」という思考です。初心者時代の私もこのように考えました。

 

しかし、結論から言ってしまえば、「検証作業が利益に直結する可能性は極めて低い」です。

いくら検証を繰り返してもトレード技術が向上したり、勝てるトレーダーにはなりません。

 

なぜならば、FXの相場では過去に起きたことと、同じ現象が未来では絶対に起こらないからです。

先程ご説明したように、FX相場の価格は、相対取引(あいたいとりひき)によって、買いたい人と売りたい人の合意によって形成されています。

これは価格変動の基本的な仕組みです。

買いたい人の意欲が、売りたい人の意欲より強ければ、価格は上がっていきますし、売りたい人の意欲が、買いたい人の意欲よりも強ければ、価格は下がっていきます。

ですので、価格の形成は市場参加者の心理によって変わります。(株取引の板の仕組みを勉強すると分かりやすいです)

市場参加者の心理とは、「欲望」や「恐れ」などの感情ですね。

人の心は変化するものですし、参加する人間の心も常に変化し続けているので、過去のチャートを検証することにあまり意味が無いのです。

ここにバックテスト(検証作業)の落とし穴があります。

結局のところ、いくら過去の検証で良い成績が出たとしても、それが未来の相場で通用する可能性は限りなく0に近いです。

なぜなら、過去の相場に理由を加えて無理やり合わせただけだからです。

 

私が初心者時代によくおこなっていたのは、過去のチャートで上手くいく条件を探して、それを「トレード手法」とし、そのまま実行することです。

これは、一見すると合理的なアプローチに感じるかもしれませんが、変化し続ける相場では全く意味の無い行為でもあります。

過去チャートを延々と検証していても、それだけではFXで勝てないのです。

「検証で勝てない理由」に関しては、以前書いたこちらの記事も参考にしてください。

>>>検証しても勝てない理由。多くの人が知らない真実

例えば、新型コロナウイルスの蔓延でFX相場が変動する事象は、唯一無二の出来事であり、数年後に同じ現象が発したとしても、その他を取り巻く状況は数年後では変化していると思います。

数年後はすでにワクチンがあるかもしれませんし、医療のレベルも変化していることでしょう。

常に変化しているものを型に嵌めて考えること自体がミスマッチですし、過去にあった出来事に対して売買手法を最適化することも同じように意味が無いのです。

 

また、FXの取引はお金が絡む取引であるため、実際にお金が絡んでいない売買では、メンタルコントロールや、資金管理を学ぶことができないのです。

ですので、検証作業をいくら頑張ったところでFXで勝てるようにはならないのです。

真面目な人ほど、検証作業を頑張る傾向がありますが、努力する方向性が間違っていては、トレードが上達することはありません。

 

しかし、一部補足しておくと、FXの初心者が取引方法に慣れる為に検証をしたり、チャートに慣れる為に検証を行うことには意味があるでしょう。

検証はあくまでも練習であると考え、「検証をして良い成績が出せれば勝てる」とは考えないようにしましょう。

検証をすれば勝てると思い込んでしまうのは、大きな「FXの落とし穴」です。検証をしてもFXでは勝てません。

トレンドフォロー(順張り)で損小利大を徹底しても勝てないのはなぜ?

トレンドフォロー(順張り)を心がけ、そして、「損失よりも、利益の方を大きくする(損小利大)」ということを心がけてもFXで勝てないのはなぜでしょうか?

それも、結局は、「利益の出せない相場(効率的な市場)」で売買をしてしまうからです。

利益の出せない相場とは、先程説明したような「ランダム度が高い相場」ということになります。

効率的市場仮説(こうりつてきしじょうかせつ)とは、現時点の市場にはすべての情報が織り込まれており、リターンを得ることはできず、価格の予測は不可能であるという学説。将来の値動きと過去の値動きとは関係なくランダムに変動するという考えになるが、科学的に証明されておらず、仮説となっている。

ランダム度が高い優位性のない状況では何をやっても勝てません。

テクニカル分析を活用しても勝てないのはなぜ?

テクニカル分析を活用しても利益が出せないという話があります。

これも、テクニカル分析が機能しやすい相場と、機能しにくい相場が存在するからです。

強いファンダメンタルズ要因で、相場にトレンドが発生している場合は、テクニカル分析が機能しにくくなります。

 

例えば、各国の中銀が行う金融政策がFX市場を動かしている大きな要因になっている場合には、一方的に価格が進んでいき、テクニカル分析が機能しにくくなります。

反対に、ファンダメンタルズ要因が薄い状況であると、テクニカル分析が機能しやすくなる傾向にあります。

また、よくあるチャートパターンの代表例といえば、ダブルトップやダブルボトム、ヘッドショルダーなどのチャートパターンがあげられます。

これらのパターン分析を行なってもFXで勝てないのは「そのパターンがどの状況で発生したか分かっていない」からです。

 

また、ランダムに推移しているチャートを見て、「勝手にパターンだと思いこんでいるだけ」ということもあります。

ランダムなチャートでも、ダブルトップやペナント、ヘットアンドショルダーなどのパターンはいくらでも発生するからです。

エクセルのランダム関数で作った完全にランダムなチャートを見ても、人は規則性を見つけ出そうとしてしまいます。

わかりすく説明するために、次の図をみてください。

では、もう一つの図をみてください。

あなたは、何を考えたでしょうか?

私は見てくださいと言っただけで、「穴を埋めてください」と言ってもいないのに、無意識に「徳川家康」と「45」を思い浮かべてしまったのではありませんか?

このように、人間は、無意識に規則性を見つけ出そうという習性が元々あるので、ランダムなチャートからも規則性を探してしまいます。

そして、「ダブルトップを形成して底だ!」「ペナントを抜けてブレイクだ!」とランダムな相場で勘違いをして、消耗しているのです。

ライントレードで勝てないのはなぜ?

ライントレードで利益をあげられない理由も同じです。

サポートやレジスタンスラインが機能しないということではなく、「どの状況でラインに来ているのか?」「どんな状況でサポート・レジスタンスに位置しているのか?」という部分が大切になるからです。

ランダムな相場では何をやっても勝てません、

市場心理を理解して、ラインを引けば、意識されやすいポイントを見つけることはできるでしょう。

オシレーター指標やインジケーターを使っても勝てないのはなぜ?

では、RSIやMACDなどのオシレーター指標を使っても勝てないのはなぜでしょうか?

初心者が特に陥りがちなパターンの一つして、このようなテクニカル指標を神聖視してしまう傾向にあります。

有効と思われる、オシレーター指標を組み合わせることで「手法」として考え、取引するものの、結局利益を出せなかったという経験はないでしょうか?

なぜ、オシレーター系指標や、インジケーターを組み合わせても勝てないのかというと、基本的に、オシレーター系テクニカル指標は、すべて価格から派生した遅行指標(ちこうしひょう)であるからです。

遅行指標というのは、価格の値動きを元に算出しているということで、価格より遅い指標ということです。

価格を元に生成されているのですから、言わば2次的な指標になるわけです。

 

誤解しないでいただきたいのですが、オシレーター指標やインジケーターが役に立たないと言っている訳ではありません。

価格の意味を分かりやすくするために補助として役立つものであり、それ自体が売買の優位性(ゆういせい)を示すものではないということです。

ハイレバレッジで勝てないのはなぜ?

あなたは、「ハイレバレッジで大損をした」「FXの取引で大損をした」という話を一度や二度耳にしたことはありませんか?

レバレッジについても、大きな誤解があります。

FXの特長は、担保となる手元の資金(証拠金)に「レバレッジ」をかけて、何倍もの金額の外貨を取引できる点があります。

普通なら10万円の資金では、10万円までしか取引ができませんが、レバレッジが10倍であれば、10倍の100万円まで取引ができます。

その為「ハイレバッジは危険」というイメージが浸透していますが、レバレッジそのものが危険なのではありません。

レバレッジ自体は、「口座に預け入れる必要証拠金が少なくて済む」というメリットを備えているだけであり、リスクのコントロールは投資家に委ねられているからです。

そもそも、取引に必要となる証拠金が少ないだけで、大きな枚数で取引することを強制されている訳ではありません。

レバレッジが高い金融商品で取引をすることが問題なのではなく、必要となる証拠金が少ないのをいいことに、身の丈を超えたポジションサイズ(枚数)で取引することが危険なのです。

取引の枚数自体は、自身でいくらでも調整できますから、レバレッジはコントロールできるからです。

 

ハイレバレッジで勝てないのは、資金管理の知識が無い素人が、自身の身の丈を超えたポジションサイズで取引をすることでメンタルが崩壊してしまうからです。

また、口座資金が連敗に耐えられないような取引枚数で取引することで、数回負けただけで退場する例も多いでしょう。

取引枚数が多すぎて、口座資金がドローダウン(一時的な資金の減少に耐えられない)のです。

トレードが上手い人からすれば、レバレッジが高いのは「不必要に口座に資金を置いておかないで済むので、資金効率が良くて助かる」というメリットしか無いのです。

ハイレバッジで勝てないという訳ではありません。ハイレバッジの口座を使ったFXの取引で、取引枚数をコントロールできずルールを破って負けているのです。

自動売買やシステムトレードで勝てないのはなぜ?

自動売買ソフトや、システムトレードで勝てないのはなぜでしょうか?

結論から言えば、FXの自動売買やシステムトレードで利益を上げているトレーダーは大勢います。

ですので、システムトレードで勝てない理由は、「勝てるシステムトレードをしていないから」ということにつきますが、自動売買やシステムトレードが難しい理由の一つは、近年、投資銀行やヘッジファンドなどのアルゴリズムトレードの比率が増加している傾向にあるからです。

例えば、サヤ取りと呼ばれるような、AとBの市場間の価格差を抜くという取引をする場合にも、多くのシステムがサヤ取りを狙うのであれば、すぐにサヤが埋まってしまうことになります。

市場がランダムで無い部分(非効率な市場)をシステムが検知し、いっせいに投資家が群がることで、市場の歪みはすぐに埋まってしまうからです。

また、もうひとつシステムトレードが難しい本質的な理由は、相場は変化していく生き物のような性質を持っているからです。

冒頭でお話したとおり、FX市場は相対取引であり、市場の価格は、市場参加者の思惑によって形成されています。

思惑というのは、欲や恐れなどの感情のことです。

 

そして、参加する人やシステムを操るのが人間である以上、参加する人の心理(市場心理)も常に変化しています。

加えて、市場を取り巻く、ファンダメンタルズ要因や地政学リスク、政治要因、なども常に変化しているので、常に同じロジック(売買ルール)で収益を上げることが難しくなっているのです。

 

そのため「完全自動売買で未来永劫放置して勝てる」という絶対無欠のシステムが存在することがありません。

システムトレードと言っても、常に同じ売買を繰り返すだけでは勝てないのです。

複数のシステムでポートフォリオを組み、システムの調整を行い、市場にフィットさせていくなどの高度な技術が必要になります。

今後戦う相手が厳しくなるのは、裁量トレードであっても変わりませんが、今後はAIの進化が進むことで、よりシステムトレードの技術が高度化されていきアルゴリズムトレードの戦場はより厳しい戦いになっていくでしょう。

巨額の資金を投じてシステムを開発している、ゴールドマンサックスなどの投資銀行が戦いの相手になるからです。

プログラミングに精通しており、かつFXの売買にも精通していなければ、システムトレードで安定して利益を上げるのは難しいでしょう。

私達個人投資家が小銭を稼げる程度の市場の歪みが残っている可能性はありますが、間違っても「販売している自動売買ソフト」で未来永劫利益をあげられることはありません。

多くの人がシステムトレードで負けるのは、システムトレードが簡単だと思っており、安易に手を出しているからです。

スキャルピングで勝てないのはなぜ?

多くの人がFXのスキャルピングで勝てない理由は「スキャルピング売買に安易に手を出しているから」です。

スキャルピングもシステムトレードや自動売買と同様に、多くの誤解がある取引方法です。

 

「スキャルピングでサクッと稼ぐ」「スキャルピングでパパッと小遣い稼ぎ」このようなイメージをお持ちではありませんか?

実際にスキャルピングで利益を出しているトレーダーももちろんいますが、割合で言えば圧倒的に少数派になります。

「下手なトレーダーほど、売買の数が多い」とプロのディーラーは口を揃えて言いますが、勝っているトレーダーの多くはスイングトレーダーです。

一般的なスキャルピングとのイメージに大きな差があり、FXで稼ごうと考えた際に、「まずスキャルピングや、デイトレードをやりたい」と考えてしまう原因にもなっているのではないかと思います。

売買の時間が短くなるに連れて難しくなる理由は、手数料の問題です。

FXの売買には、スプレッドや取引手数料がかかりますが、売買の手数料の占める割合がスキャルピングは大きいのです。

単純に考えて、100回売買して、100Pipsの利益を取るのと、1回の売買で100pipsの利益を取るのでは100倍の取引手数料の差が生まれることになるからです。

どちらが難しいかは少し考えてみれば簡単に分かるはずなのですが、多くのトレーダーは取引時間が短いというだけで、スキャルピングが簡単だと考えている傾向にあります。

 

短期で取引回数が多いトレーダーほど、手数料の重みを理解して売買しなければなりません。

手数料の重さは目には見えにくいのですが、実際は非常に重く「手数料負け」してしまうことも珍しくありません。

FXのスキャルピングで勝てない理由は、スキャルピング手法に執着し、最も難しい方法で売買をしようとしていることが理由の一つとして考えられるでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

FXで勝つためには、「FXで勝てない原因」を知り尽くし、勝てる方法に辿り着く必要があります。

このページに行き着いたあなたはラッキーだと私は思います。多くのトレーダーが陥る「FXの落とし穴」を回避することができるからです。

FXで利益を出すための重要なポイントも理解できたことでしょう。

「FXで勝てなくて助けて欲しい!」「なんとしてでも勝ちたい!」と焦っているときにこそ、一旦落ち着きを取り戻し、自身の売買を見つめ直すことから初めていただきたいと思います。

進んでいく為に、お役に立てれば幸いです。

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