指標トレード必勝法

最近寄せられた質問で、

「指標発表前に売りと買いの両方に注文して、
第一派が大きく動いた時だけ決済してみたところ、10戦10勝になっています。」

「これは、邪道トレードなのでしょうか?」

というご質問が寄せられました。

多分こういう考えの人は多いだろうなーと思い、記事にしてみました。

指標発表前に、
現在レートの上下を挟んで注文を出しておき指標発表で
大きく動いた方にポジションを自動で持ち、含み益が乗ったら成行で決済。

といったようなトレードですね。

指標
確かに10連勝もすれば、「これはすごい!」と錯覚してしまうかもしれませんね。

10回のトレードだけで優位性を判断するのは難しいですが、
おそらく現在は運良く連勝が続いているのではないかと思います。

普通に考えるとそのような必勝法のようなものは誰もが考えます。

私も初心者時代にこの手のニューストレードはかなりやりましたが、
全く上手くいかなったので早い段階で見切りをつけてしまいました。
いろいろとニューストレードが上手くいかなかった原因があるとは思いますが、
以下の点が大きな問題としてありました。

・スプレッドが拡大して、トレーディングコストが高くなる。

・スリッページにより、トレーディングコストが高くなる。

・テクニカル分析が機能しにくい。

・ターゲットや損切りを決めにくい。

・値動きが荒いので、瞬時の判断を求められる。
ニューストレードは変動する値幅多いから、
通常のトレードよりも「簡単そう」だと思うのは間違っています。

ニューストレードで利益を上げるには、
情報を如何に早く手に入れられるかにかかっていますので、
確定的な情報を手に入れられない私たち個人投資家にはとても厳しいものだと思います。

私はニューストレードは一切しませんが、
もしどうしてもニューストレードで利益を上げたいと思うのであれば
かなりの「情報戦」になるのではないでしょうか。

高額な情報サービスなどを利用しないと、
ニューストレードを専門に行っているプロトレーダーには歯が立たないと考えています。
ということで、私は米国の重要経済指標の発表や、
突発的なニュースによる急激な価格変動の際は、チャートを静観しています。

トレンドが発生したと思われる相場状況でも、
基本的に値動きが落ち着くまではトレードを行っていません。

ニューストレードを専門的にやっていくのなら話は別ですが、
通常のトレードを行う際に、
無理をしてわざわざ不利な土俵で戦うことはないと考えています。

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ABOUT US
Tatsuya Tsukada
1988年、山梨県生まれ。株式会社JOE代表取締役。 僕は資産運用のプロです。メルマガの読者は1万5000人を越え、現在はトレードをする傍ら、複数の会社を経営しています。 2012年よりブログを開始。トレードスクールの運営を行い3000名を越える受講生がいます。また24fitnessサイボディの創業者として経営に携わっています。

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