勝組への転機、ステップアップの手順

ブログの読者の方から、お便りを貰いました。

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トレンドフォローが大事なのは痛感しております。
 
よく上位時間軸で環境を判断し、
短い時間軸でエントリーポイントを探せとよく言われますが、
それがアダになってよく真逆のエントリーをしてしまいます。

ロンドン時間で上手くエントリーできると、
ニューヨーク時間まで引っ張って利益を伸ばすことがあります。

しかし反対に、ロンドン時間でしょっぱなのエントリーでこけてしまうと、
かなりの高確率で負のスパイラルに陥り、その後3連敗、5連敗としてしまいます。


『相場の動きは唯一無二』とはよく言ったもので、
毎日のように『こんな動き見たことないよ~』
ということに悩まされています。

チャートの先行きをアタマに思い浮かべながらエントリーしても、
早い、真逆、躊躇して入れず・・・、損切りはちゃんとできていますが、
やはりエントリーで失敗することが多いです。


次の日の早朝に、
いつも前日のチャートをプリントし
売買ポイントや反省を書き込んで検証するのですが、

後から見ると、
『ここエントリーポイントなのに、何でしなかったのか』
『このエントリー、早いでしょ』
『なんでこのラインまで引っ張って決済しなかったのか』
『またやっちゃった、真逆のエントリー』・・・

あげればきりがありません。


勝つときもあるのですが、
やはりそれ以上に負けています。


週間プラスは2回しかしたことがありません。

月間プラスなんてとんでもないです。


『勝ち続ける』のは本当に難しいと思います。

少し大きく勝っても、
だいたいその後は3連敗、5連敗とすることが非常に多いです。


こんなことを延々と言っていても、
『結論なんて一言で片付けられるものではない』のは重々分かるのですが、
勝ち組の方って、一体どのような転機で勝ち組に入られたのでしょうか?


『聖杯探し』をしたいのではなく、
私には分からない何かで変われるような気がしてならないのですが、
単なる未熟と片付けられるのも癪だし・・・


塚田さんが今の私に足りないものを読み取っていただけましたら、
ぜひなにかご教授いただければ嬉しく思います。
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勝組への転機ですが、
私のトレードが好転したのも、
何かある日特別なヒラメキがあって、
いきなり次の日から好転した訳ではないです。
まず、ずっと続いていた月単位のマイナスの成績が止まり、
その状態がしばらくは続きました。
そしてその状態を維持していく中で、
少しづつ利益を出せるようになっていったのです。
私が思うに、勝組への転機は突然訪れるものではなくて、
徐々に変化していくものだと思います。

「なぜ安定して利益が出ないのか?」ということに関しては、
トレードに一喜一憂していることが、
大きく成績に影響していると思います。
トレードは、
もし3連敗、5連敗と続くようなことがあっても、
淡々と同じようにトレードを行っていかなければならないからです。
トータルで利益を出すということを頭において、
とりあえずは一月単位でトントンか微益を達成するのを
目標にすると良いと思います。
殆どの人は必然的にマイナスになるわけですから、
トントンや微益であっても上々で、
自信を持って構わないと思います。

ガツンと稼ぎたい気持ちも分りますが、
明日からいきなりプロのトレーダーにはなれないですからね。
少しづつ進んでいきましょう。

ただ、ここまでお話したことは、
あくまで理想論ですので、実際に行っていくためには、
毎日の努力が必ず必要になってきます。
精神論だけ完璧でも、
相場を見る目が養われていなければ、
何の意味も無いですからね。
まずはチャートとひたすら向き合うことです。
チャートをプリントアウトして翌日に検証しているのは、
大変素晴らしいことだと思いますので、
是非続けるようにしてください。
その積み重ねが必ず、
報われるときがきますので。

トレーダーの成長段階としては、
大体以下のような段階を踏んでいくと思います。
 

1・参入期

トレードで稼ごうと思って、
意気揚々と市場に参入してくる時期。

まだ、トレードが難しいことを知らない。

そして、マーケットの洗礼を浴びる時期。
2・検証期

テクニカル分析が重要だと気がついて色々と試す時期。

本人は努力しているつもりだが、
トレードで本当に大切なものが何なのか、
分っているつもりで分っていない時期。
3・絶望期

あらゆることを試して、
あらゆる知識を身につけたはずなのに、
上手くいかない時期。
ここで諦めてしまう人も多い段階。
4・成長期

トレードに大切なものが何なのか、
心の底から理解する時期。
相場を見る目が養われることによって、
マイナスの成績が止まり徐々に利益が出始める段階。
5・習熟期

心の葛藤が無くなり、
自然体でトレードを行えるようになる。
自分で反省をして、
自分で成長をしていくサイクルができあがり、
安定した収益を上げられるようになる。

大体こんな感じですかね。
いきなり、習熟期まで行くのは不可能なので、
徐々にステップアップしていくしか無いです。
焦らずやっていきましょう。
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ABOUT US
Tatsuya Tsukada
1988年、山梨県生まれ。株式会社JOE代表取締役。 僕は資産運用のプロです。メルマガの読者は1万5000人を越え、現在はトレードをする傍ら、複数の会社を経営しています。 2012年よりブログを開始。トレードスクールの運営を行い3000名を越える受講生がいます。また24fitnessサイボディの創業者として経営に携わっています。

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