FXのエントリータイミング神話をぶっ壊せ。何が重要か知る。

こんにちは、塚田です。

今日は「エントリータイミングの神話をぶっ壊せ」という話をしたいと思います。

トレードで利益を出す為には「何が最も優先度が高い要素で、どこに力を使うべきか」を知っておくことが必要です。

学習を効率化させる為にも、今回の話を是非参考にしてください。

FXのエントリータイミング神話

トレーディングにおいて、エントリータイミングは重要ということに間違いはありませんが、多くのトレーダーは、過剰にエントリータイミングを意識しすぎている傾向が強いです。

もちろん、どの価格でエントリーしたかは、直接損益に関わるので重要な要素の一つです。

また、チャート分析や、テクニカル指標などのインジケーターは、明確な方向性を示してくれることもあり、理解しやすく多くのトレーダーが意識するのは分かります。

しかしトレードの重要な要素を、影響度の大きい順に並べると「資金管理」→「銘柄選択」→「タイミング」といった優先順位になっています。

中でも、資金管理が最も重要な要素であり、資金管理がザルの状態で、いくらエントリータイミングだけを気にしても利益が出ることはありません。

また、同様に銘柄選択を間違っていても、いくらエントリーの精度が高くても上手くはいきません。

ちなみに機関投資家の多くは「チャートをあまり見ない」とも言われています。

FXはエントリー前に勝負はすでに決まっている?

つまり、トレードにおいては、エントリー以外の要素も重要度が高く、エントリーする前からすでに勝負は決まっていることが多いということです。

実際、ポジションを持つ前の、データ収集と情報の整理、そして、その後のポジションのコントロールによって、勝負は決まると言っても言い過ぎではありません。

異なる通貨と通貨を組み合わせた、通貨ペアを売買するFXの場合は特に銘柄選択は重要になります。

実際問題「トレンドが出ていれば、少々タイミングがずれても利益が出る」ということを忘れはいけません。

もちろん、ある程度精度の高いエントリータイミングを出すシグナルの方が良いことに違いはありませんが、勝負の中で占める重要度でいえば優先順位は低いのです。

白か黒かハッキリしないものにも意識を向ける

そして、ついつい陥りがちなのが、エントリータイミングが悪いと考え続け、タイミングを決める方法ばかり探してしまうことです。

人は、分かり安く、白か黒かハッキリしているものを好みます。反対にふわっとした話は嫌う傾向にあります。

例えば、地政学リスクであったり、要人発言や金融政策などは、白か黒かハッキリしない曖昧な状況もありますよね?

仮に世界的な紛争が発生している状況であれば、その紛争が、今後激化するのか、紛争が終わるのか分からないことも多々あります。

直近に発生している米銀初の金融不安も同様ですね。最近の金融不安は、米銀の破綻を発端にし、銀行セクターへ不安が広がっています。

そして、現状ではひとまず落ち着いている状況ですが、同様の事態が発生する可能性は非常に高く、リスク要因として火種はくすぶっている状況です。

このように、「曖昧な状況」というのも相場にはつきものではあります。

皆、こうした曖昧な情報は嫌い、具体的な情報ばかり好みますが、こうした部分にも相場を読み解く重要なヒントが詰まっています。

なので、白か黒か発揮しているものしか信用しないのは非常にもったいないです。

個人的には、「使える情報は全部使う」ことが大切だと考えています。

長い間相場で勝ち続けるには、他のプレイヤーよりも優れていなければならない訳ですから、人が見ないデータなども重要になってきます。

FXの売買タイミングを決める上で一番大切なこと

では、実際に売買のタイミングを決める際には、どんなシグナルに従うべきなのでしょうか?

エントリーしてすぐに逆行すると、不安になりますよね?

その気持ちはよく分かりますし、誰でも同じです。

しかし、完璧なシグナルが無い以上、どんなに優れたシグナルを使っていようとも上手くいかないこともあると心得えておくことです。

なので、一番重要なのは「信頼できるかどうか?」「続けられるかどうか?」この二つになります。

信頼できるかどうかというのは、自分が行っている売買手法がトレードの根拠があり信頼に足るものなのかどうかということですね。

少し連敗しただけで、コロコロ売買方法を変えてしまうのであれば、アウト、ということになります。

また、「続けられるかどうか」というのは、再現性があって、同じように淡々と続けられるかどうかが重要です。

連敗が続いて、そのまま続けることができるでしょうか?ついつい方法を変えたくならないでしょうか?

そういった点を気にしてみてください。

相場は「当てる」ことだけではない

そして、繰り返しになりますが、最も重要なのは、リスクをコントロールする資金管理と、利益を最大化する資金管理の方法です。

相場では、ピンポイントで天底を掴もうとするから、上手くいかないと感じます。

なので、ある程度の範囲で「ポジションをバラして取得していく」という考えであればストレスも軽減されます。

FXピラミッティングで利益を最大化させ、資金管理の力で勝つ方法を具体的に解説。

ピンポイントで相場を捉えようとするほど、難しいものはありません。

なので、資金管理の重要性は、いくら言っても、言い過ぎでは無いほど重要です。

正しい資金管理をすることで、ドローダウンを軽減することにも繋がりますので、資金管理について書いた他の記事なども参考にしてくださいね。

では、また。

参考記事

知らないと破産します!プロが必ず実践している資金管理方法

FXの打診買いのメリットとは?打診買いで利益を最大化する方法。

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ABOUT US
Tatsuya Tsukada
1988年、山梨県生まれ。株式会社JOE代表取締役。 僕は資産運用のプロです。メルマガの読者は1万5000人を越え、現在はトレードをする傍ら、複数の会社を経営しています。 2012年よりブログを開始。トレードスクールの運営を行い3000名を越える受講生がいます。また24fitnessサイボディの創業者として経営に携わっています。