シナリオを想定して、優位性を身につける

こんにちは、塚田です。

この間のブログで相場分析を載せたんですが、「こんな感じの解説を載せてくれると嬉しい」と沢山のお便りをいただいたので、時間があれば記事にしていきたいと思います。

ただ、相場は常に動き続けるものですから、時間が経てばその動きによって戦略も変わります。

なので、間違っても鵜呑みしてトレードをしないようにしてくださいね。くれぐれも自己責任でお願いします。

そして、こんなメッセージもいただきました。

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いつも楽しくブログ拝見しています。

相場分析の記事なのですが、私は塚田さんと完全に逆の見方をしていました。

何故その後の動きを予測できたのでしょうか?
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相場分析は予測ではなく、現状を把握することが何よりも大切だと考えています。

利益を出そうと思うと「この後どっちに動くの???」と考えてしまいがちなんですが、それを予測するのは不可能なので、

「外す」とか「当たる」という視点で考えるのはナンセンスだと思います。

それよりも「トレードにプラスをもたらす要因がどこで発生するのか?」「どんな状況になったら、買いか、売りが有利になるのか?」ということを常に考えることが大切だと考えています。

相場の優位性ですね。

例えば最近のドル円の動きを例にすると、どう考えても下がると思ってショートを掴んでしまった人が、慌てて逃げ出している状況がみてとれます。

8/29にサポートを勢いよく下抜けて、そこで売りがひきつけられ、その売りのストップを巻き込み、反転上昇のきっかけとなりました。

この動きの後は、しばらく買いに優位性が発生しています。

ここで一番に考えなければならなかったのは、複数のシナリオです。

サポートをしっかりと突破して下にブレイクアウトしていくシナリオと、下抜けが騙しになって、レンジに回帰していくシナリオですね。

今回はたまたま、サポートされてショート勢が死んでいますが、ショート勢が勝って下抜けていった可能性も充分にありました。

その場合は、売りの優位性が高まるので、売りで攻めていきたいところです。

このように、シナリオを複数考えておかなければ、実際の動きが発生したときに、混乱してしまうことになります。

動いてから考えるのは、あまりにも遅すぎるんですよね。

あらかじめ考えておけば、逆張りでもとれますが、値動きだけ追っていると「気がついたら掴まされてボロボロに・・・」ということになりかねません。

予測するのではなく、シナリオを考えて自分の取るべき選択肢を考えておきましょう。

日々の戦略の選択肢としては、

①買い一択の日
②売り一択の日
③買いも売りも両方狙いたい日
④状況が変わるまで何もやりたくない日

このような選択肢があるので、「今日はどうやって攻めていこう」と心に決めておくことが大切です。

今週はミサイルやらなにやらで大きな動きがありましたね。

そして、今夜は月一の雇用統計となっています。

指標まであまり動かないかもしれませんが、頑張っていきましょう!

それでは、また。

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Tatsuya Tsukada
1988年、山梨県生まれ。株式会社JOE代表取締役。 僕は資産運用のプロです。メルマガの読者は1万5000人を越え、現在はトレードをする傍ら、複数の会社を経営しています。 2012年よりブログを開始。トレードスクールの運営を行い3000名を越える受講生がいます。また24fitnessサイボディの創業者として経営に携わっています。

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