シンプル・強力!インサイドバー!

日本でははらみ足と呼ばれ、海外ではバーチャートがよく使われており、
インサイドバー(Inside Bar)と呼ばれています。

プロの間では、このインサイドバーを使った戦略は人気が高いそうです。

古くから「もみ合い放れにつけ」という格言がありますが、
インサイドバーからの放れはブレイクになりやすいですね。

はらみ足とインサイドバーは似ているようですが厳密にみると少し違います。

はらみ足はローソク足の実体の中に収まっていなければなりませんが、インサイドバーは高値・安値の中に収まっていればインサイドバーとみなします。

はらみ足

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インサイドバー

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はらみ足とインサイドバーはどちらも揉み合いをあらわしていて大差ないので、インサイドバーの方で話を進めていきたいと思います。

赤いラインがインサイドバーのエントリーポイントです。インサイドバーを抜けた方向にエントリーするのが基本の考え方になります。

ブレイク狙いですのでチャンスを逃さないよう、高値と安値から数PIPS離して、逆指値をセットしエントリーします。

さらに下の画像のようにインサイドバーが段々と小さくなっていく複数インサイドバーのパターンはなお強力になります。

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またインサイドバーのダマシを減らす方法として、
NR7という考え方もありますので参考までに紹介しておきます。

NR7というのはナローエスト・レンジの略で過去7日間の中で最も狭い値幅を表します。

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これはインジケーターでNR7を表示したもので、⑦のマークがあるところがNR7の発生場所です。

局所的に価格がレンジになっていますね。

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このNR7を踏まえて、インサイドバーと合わせて見ていきます。

バツ印のポイントはNR7ですが、インサイドバーではないので見送ります。

矢印があるところがエントリーポイントになります。

このパターンはID/NR7(インサイドデイ・ナローエスト・レンジ)と呼ばれます。

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そしてエントリーとストップはこのようになります。

赤いラインがストップライン、緑のラインが仕掛けのタイミングの一例です。

さらにエントリーの精度を高めたい場合はMAがクロスオーバーしているところだけ狙ったり、200SMAの上では買いしか行わないといったフィルタリングも有効になります。

リミットポイントについて

リミットは損切り幅の2倍~3倍ぐらいを目標とすると良いと思います。

仮に毎回のトレードでリスクの3倍のリワードを狙っていった場合は、たとえ勝率が30%だったとしても利益が残る計算です。2倍なら勝率40%以上です。

最適な利食い方法はないですが、リスクを負った分利益が乗ったら、ストップをブレークイーブンポイントに移動し、あとはトレールで追っていく方法も良いと思いますし、分割してポジションを決済していくのも良いでしょう。

インサイドバートレードは4時間足以上がおすすめです。

参考にして下さい。

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2件のコメント

この手法は初めて知りました。過去検証してみて、デ
モして、試してみたいと思います。貴重な解説ありが
とうございます。

最近の1ヶ月ぐらいチャートや経済指標とにらめっこをしていて、気づいた注文ポイントがこれです。私の半分以下の年齢なのにすごいですね。
さっそく実行してみます。ありがとう☆

ABOUT US
Tatsuya Tsukada
1988年、山梨県生まれ。株式会社JOE代表取締役。 僕は資産運用のプロです。メルマガの読者は1万5000人を越え、現在はトレードをする傍ら、複数の会社を経営しています。 2012年よりブログを開始。トレードスクールの運営を行い3000名を越える受講生がいます。また24fitnessサイボディの創業者として経営に携わっています。