トレード手法に関しての質問が多いので、それについて少し解説したいと思います。
トレード手法は大体大まかに分けて4パターンに分類されます。
◆ブレイクアウトの初動を狙ったトレード
トレンド初動の動きをみて、ブレイクアウト初動を狙っていくトレード。
![FXトレード ブレイクアウト](https://www.dealingfxblog.net/imgs/8/8/888bc5df-s.jpg)
◆押し目・戻り
ブレイクアウトが発生して、一度リトレースメントした後のポイント。
![FXトレード 押し目買い](https://www.dealingfxblog.net/imgs/0/b/0bd39a9b-s.jpg)
◆レンジトレード
一定の感覚で上下動しているポイントを、レンジ上限または、レンジ下限から反発を狙うトレード。
![FXトレード レンジトレード](https://www.dealingfxblog.net/imgs/5/d/5d2c0467-s.jpg)
◆スパイクトレード
行きすぎたトレンド、オーバーシュートしたトレンドを狙う逆張りトレード。
![FXトレード スパイクトレード](https://www.dealingfxblog.net/imgs/f/4/f4537d62-s.jpg)
と大体このように分類されますが、大切なことはブレイクの初動も、押し目・戻りも・レンジも・スパイクも、全てを取りきるのは不可能ということです。
プロのトレーダーでもこれらのパターンの全てを取れる訳ではなく、どれか1つか2つに特化しています。
器用で、全てをオールマイティーにこなせる人もいるかもしれませんが、大抵は全てこなそうとしても器用貧乏で終わってしまいます。
「このポイントも入れそうなんですけどどう思いますか?」
といった類の質問がたまに来るのですが、そのような思いつき、付け焼刃のトレードで利益が出るほど相場は甘いものではありません。
押し目と決めたら押し目だけ、レンジと決めたらレンジだけ、慣れないうちはとにかく一つを極めるつもりで学んでいくことをオススメします。
どのトレードが正しくて、どれが正しくないということではなく、どれも全て正しいということです。