トレードスタイルの決定方法とは?

人それぞれ生活のリズムも違いますし、性格も違いますので、1000人トレーダーがいれば1000人の違うトレードスタイルがあります。

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「絶対にこの方法でなければならない」
「あの人と同じトレードをしなければならない」

といったことはありませんので、良く考えて、自分に最高に適したトレードスタイルを極めていくという姿勢が大切になってきます。

ではどのようなポイントに注目して、自分のトレードスタイルを決めていけばよいのでしょうか?

■勝率や利益率

■トレードターム

■トレード時間

トレードスタイルを決定する上で、注目したいポイントは、このあたりではないでしょうか。

勝率や利益率

欲を言えば高勝率かつ高収益のトレードが理想的ですが、そのようなポイントだけを目指す場合は、かなりエントリーポイントを厳選しなければなりませんので、トレード回数はかなり少なくなるでしょう。

現実的に考えると、勝率は低くても1回のトレードで大きくとる長期のトレンドフォローか、または1トレードの利益は少なくてもコンスタントに利益を積み上げていくトレードか、薄利で高勝率のトレードのいずれかになるでしょう。

状況により利食いを変えていく場合はこの限りではありませんが、自分がどういったトレードをしたいのか、向いているのかを、考えてみると良いかもしれません。

トレードのターム

ポジションの保有時間を短くしたい場合は、スキャルピングまたはデイトレードになりますし、ゆったりとトレードをしたい場合はスイングトレードになるでしょう。

スイングトレードの場合はチャートの監視時間はあまり必要ありませんが、スキャルやデイトレの場合はそれなりにチャートを監視する時間が必要になります。

兼業でトレードする場合は、トレードの時間が限られていますので、トレードのタームを考慮しなければなりません。

トレード時間 

生活スタイルにより、アジア時間しかトレードできない人や、ロンドン時間以降しかトレードできない人では、目指すトレードスタイルが変わってきます。

アジア時間の場合は、ロンドン時間以降よりも値幅が少なくレンジ相場となりやすいので、ブレイクアウトやトレンドフォローの戦術は通用しにくくなります。

反対にロンドン時間以降は、レンジブレイクが起こりやすくなりますので、レンジトレードは適さなくなってきます。

トレード可能な時間帯によって、取るべきトレードの戦術が変わってくるでしょう。

このようにトレードスタイルは様々ですが、「スキャルも、デイトレも、スイングも」と欲張らないことをオススメします。

オールマイティにこなそうと思っても、中途半端になり器用貧乏になってしまう可能性が高い為です。

利益を上げられるようになるまでは、とにかく一つのトレードスタイルを極めていきましょう。

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2件のコメント

器用貧乏ですか~?なんとなく理解出来ます。デイトレとスイングの両立は難しいと言う事なんですね。
自分のトレードスタイルを自分のものにすることが、大事なのですね。デイトレとスイングは別物ですよね。
スイングと思いつつも、利益が出て下がり出すと早めに利確してしまいます。また、トレンドが変わったと思いその方向に入ると、「押し目」であったりと、その様な事の連続で、最近は、10pを3本で30pでも良いかなと考える始末。スイングには程遠いですね。
やはり、スキャル、デイトレ、スイングは、手法が違うばかりか、マインドも違うのですよね。スイングは順張りで、スキャル、デイトレは、どちらでもOK(逆張りは利益幅が少ないばかりか、負ける可能性大。)。スキャル、デイトレの延長がスイングと考えるのは間違いなのでしょうか?
お聞きしたいのですが、トレンドの転換はどのように判断しますか。日足のボリンジャー中央線を逆に越えたら、トレンドの転換と判断しても良いのでしょうか。
よろしくお願いします。

ミケさん
そうですね。
おっしゃる通りデイトレとスイングでは、ポジションの保有時間がかなり違いますので、マインドもそうですが、資金管理の方法も変わってきます。
スイングはポジションを長い間ホールドするので、大きなストレスがかかります。
またポジションをオーバーウィークで持ち越すこともありますので、資金管理的にあまり大きなポジションは持てないでしょう。
どのようにトレンド判断すれば良いかにつきましては、全てを文で説明するのは厳しいです。この点については、私のマニュアルをご覧頂けるとありがたいです。

ABOUT US
Tatsuya Tsukada
1988年、山梨県生まれ。株式会社JOE代表取締役。 僕は資産運用のプロです。メルマガの読者は1万5000人を越え、現在はトレードをする傍ら、複数の会社を経営しています。 2012年よりブログを開始。トレードスクールの運営を行い3000名を越える受講生がいます。また24fitnessサイボディの創業者として経営に携わっています。