FXの時間足はどれを見ればいい?基本から応用まで分かりやすく解説

DealingFXの塚田です。

この記事では、FXの時間足について、基本から応用まで徹底解説していきます。

時間足とは何か?

FXにおける時間足とは「特定の期間で区切ったチャート」のことを指します。

ですので、1日で区切ったのであれば日足になり、1時間で区切ったのであれば、1時間足になります。

時間足の種類とは?

前述したように、時間足とは、特定の期間で区切ったローソク足や、バーチャートのことになりますので、区切る期間が変わればそれだけ時間足の種類も増えます。

なので、種類自体は無数にあり、チャート設定を行えば、秒足、2分足、3分足、4分足、3時間足、7時間足といったマイナーな時間足を表示することもできます。

一般的に広く使われているのは、月足、週足、日足、4時間足、1時間足、30分足、15分足、5分足、1分足といった時間足が使われることが多いです。

一説では、トレーダーに最も活用されている時間足は「日足」とも言われていますが、誰がどんな時間足を見ているという統計データは存在しませんので真偽は不明です。

人間の生活リズムが「24時間」「1週間」「1ヶ月」という区切りが基本単位になっているので、必然的に、日足や週足などの時間足は良く用いられる傾向にあるのでしょう。

最強の時間足とは?

時間足についてネット上で簡単に調べてみたところ「4時間足が最強」というような何の根拠も無い記事がいくつか見られました。

前述したように、時間足とは、「単純に一定の期間で区切って表示したもの」になりますので、最強の時間足というものはありません。

時間足は、相場を図る「目盛り」のようものです。従って、「どの時間足に優位性がある」というような偏りは存在しないと考えた方がいいです。

「何分足が優れている、何時間足がベスト」というような情報がネット上には見られますが、全く根拠が無いので鵜呑みにしないように注意しましょう。

優位性については上記記事も参考にしてください。

FXチャートの時間足は目盛り

こちらのチャートをご覧ください。このチャートはドル円の30分足チャートを表示したものになります。

そして、下のチャートが、同時刻の、10分足のチャートになります。

上の画像の30分足1本が、10分足の3本分に相当するので、10分足にすることで、3倍拡大表示で表示されることになります。

30分足の緑で囲われている部分が、10分足によって拡大されているのが分かると思います。

このように、区切る時間足が変わることによって、見えている範囲を大きくしているか、小さくしているかというだけの違いになります。虫眼鏡を近づけて見るか、遠ざけてみるかの違いです。

なので、期間設定で優位性など発生する余地は無く、最強の時間足などは存在しませんので「何分足が最も良いか」というような無意味な分析はしないことをオススメします。

時間足の本質

基本的に、相場の流れは「長い時間の中に、短い時間の流れが存在する」と考えます。

言い換えれば「長期のトレンド方向に、短期のトレンドが回帰しやすい」ということです。

長い時間足の流れに、短い時間足の流れが回帰していくことが多くなりますが、もちろん、短い時間足で発生した流れが、大きな時間の流れに波及して、長期のトレンドが変わることもあります。

傾向としては、長い時間足の方向性に短い時間足の流れが沿って動くことの方が多くなりますので、大きな時間足の流れにはあまり逆らわないことがトレードのセオリー(定石)として一般的に考えられています。

短い時間足の特徴

短い時間足の特徴は、相場の変化を早く知ることができる点です。数分の間に大きく動く重要指標発表時などは、短期の時間足の方が流れを分かり安く確認できます。
しかし、その反面、短い時間の動きになるので、大局観を失うデメリットもあります。

長い時間足の特徴

長い時間足は、相場の大局観を掴むことに適し、長期のトレンドをブレずに判断することができます。しかし反対に、めまぐるしく動く相場状況においては、足下の価格の動きが分かりにくいデメリットがあります。
また、指標発表時や相場の急変時に変化を掴むことが難しくなっています。

マルチタイムフレーム分析をしても勝てない理由

前述したように、トレードの基本として「上位時間軸の流れにそって、下位時間軸でトレードする」という考え方があります。

ここで、一般的に言われている環境認識という考え方や、マルチタイムフレーム分析という考え方が登場します。

(例)「日足が上昇トレンドだから、15分足は買いでエントリーする」
(例)「4時間足でレジスタンスまで戻しているから、5分足で売りエントリーする」といった考え方です。

マルチタイムフレーム分析は複数の時間軸で相場環境を判断し、売買を決定する分析方法です。

この考えは、広く知れ渡っており、少しトレードの勉強をすれば、誰でも知ることができます。

しかし、マルチタイムフレーム分析を用いてトレードをしても、思ったように利益が上がらないという現象が普通におきます。

それは、なぜでしょうか?

それは、環境認識をして、マルチタイムフレーム分析をしても上手くいかないのは、チャートの情報しかみていないからです。

他の外部要因によって相場が変化した際についていけなければ、思わぬ値動きに翻弄されることになります。

チャートのプライスアクションだけを追っていくことで、利益を出せなくはありませんが、難易度は高くなります。

教科書通りの上昇トレンドで、綺麗に押し目買いが入って、上昇していくような相場は殆どありませんので、セオリー通りにやっていれば必ずしも勝てる訳ではないのです。

FXで勝てない理由については、上記記事も参考にしてください。

チャート分析のみに集中しすぎれば、外部要因の変化で相場が反転していることに気づかず、押し目を買って、掴まされてしまうもあるでしょう。

相場を動かす要因は、チャートだけではありません。

全てのトレーダーがチャートをみて売買している訳では無いので、プライスアクションを追うだけで上手くいかないこともあるのです。

どの時間足を見ればいいのか?

全ての時間足は、相互作用しているので、どの時間足を見ればいいか、ということに関しての正解はありません。

なので、バランス良く「長期も短期も見る」というのが一つの考え方になるのでしょうか。

長い時間足も短い時間足も両方見れば、大局観も足下の動きも確認することができるからです。

イメージとしては、週足、日足、4時間足、1時間足などを見れば、相場の大局観(中長期の相場の流れ)を掴むことはできます。

そして、15分、5分足などの下位の時間足を見ることで、足下の動き(1日から数日単位の動き)を掴むことができます。

執行時間足とトレードターム

最終的に、エントリー、決済、などの売買を下す時間軸を「執行時間軸」と呼びます。

例えば、日足で大局観を確認して、5分足で最終的な売買を決定するのであれば、執行時間軸は5分足となります。

どの時間足をトレードの意思決定の時間足にするかによって、ポジションを保有する長さは変化します。

しかし、長期の時間足を見てトレードをしても、結果として早く手仕舞いをすれば、短期売買になることもありますし、逆に短期の時間足を見てトレードをしても、利益を伸ばせば、長期売買になることもあります。

なので、以下で伝えるのは、あくまでも感覚的な目安として考えてください。

スイングトレードの時間足

通常、30分足以上の時間足で意思決定(執行時間軸)を行えば、スイングトレード寄りのゆったりとしたトレードタームになります。

時間足が長期になるほど、足下の動きはわかりにくくなる代わりに、小さなノイズは気にならなくなります。

4時間、日足、といった時間足になれば、数日から、数週間ポジションをキープするようなトレードに向いています。

かなりゆったりとした時間足ですので、拘束される時間も短くなります。

デイトレードの時間足

通常、15分足以下の時間足で意思決定を行えば、日を跨がないデイトレードのタームのトレードタームになります。

15分足でも意外にゆっくりと進行していきますので、場合によっては、2~3日間のトレードになることもあるでしょう。

スキャルピングトレードの時間足

通常5分足以下の時間足で意思決定を行えば、デイトレードからスキャルピングなどの短期トレードに分類される動きになります。

5分足以下を意思決定の時間足とすると、相場を離れることが難しくなります。

秒足などの超短期の時間足を使うと、さらに意思決定するスピードが速くなり、ボラティリティに占める、取引コストが占める割合も大きくなり不利になります。

まとめ

時間足には「優れた時間足」などは存在しません。

時間足は相互に作用していますので、バランス良く時間足をチェックしてあげることで、大局観と足下の動きを掴みやすくなるでしょう。

上記のケースをモデルにして、ご自身で考え、自分にあった時間軸を選択するようにしてください。

 

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Tatsuya Tsukada
山梨県の甲府市で生まれました。トレードスクールの運営を行い、3000名を越える受講生がいます。メルマガの読者は1万5000人を越え、現在はトレードをする傍ら、複数の会社を経営しています。